こんにちは、にまこです。
7月の連休で訪れた岐阜。
ご飯中にもう次の予定を考えたほどオススメの宿に泊まったので、ご紹介します!
秋神温泉旅館
秋神温泉旅館、山菜ときのこ料理を売りにした宿です。
正直にまこもたーさんも、特別山菜ときのこが好きな訳ではありません。
あれば食べるけど、自分からは選ばない、そんなレベル。
じゃあなんで選んだのかと言うと。
翌日の宿が飛騨牛を売りにした宿だったため、胃に優しい食事を出してくれるこちらの旅館に決めたのでした。
だから特別期待してなかったんだよね。
むしろ翌日の宿の方に期待してた。
山奥にたたずむ宿
到着前に宿から電話が。
「迷ってないかと思って〜」と親切。
なんでも宿の名前でカーナビをセットすると、2時間以上遠回りさせられるんだとか。
丁寧に予約サイトに記載があったため、迷わず到着出来ました。
一昔前の、昔ながらの旅館といったところでしょうか。
家族経営だそうで、なんでもここ一帯全部こちらの土地だそうです。
なお部屋にバス・トイレはついておらず、共用となっています。
お風呂に向かう廊下で。
そして案内されたお部屋がこちら、じゃじゃん!
めちゃくちゃ素敵じゃないですか?
窓の外には緑、その奥には川が流れています。
エアコンが見当たらず、暑がりなにまこは不安になりましたが、すごく涼しくて扇風機のみで過ごせました。
「年寄りは今日ストーブ焚いてますよ、扇風機使うなんてお若い!」
と言われてしまいました(笑)
お風呂はこんな感じ。
お湯は錆色でしたが無臭で、温度もちょうど良く入りやすかったです。
神奈川だったらこの時期に温泉なんて暑くて、風呂上がりに大汗かくとこだけど。
こちらでは不思議と涼しく、暑がりにまこが脱衣所に持ち込んだミニ扇風機も使わずに過ごせました。
夕食
さぁ、正直楽しみにはしていなかった(笑)夕食の時間!
「山菜ときのこでお腹いっぱいになんてなるはずがない」
と、事前にコンビニで色々買い込んでたのはナイショ(笑)
結論から言うと、とんでもなく最高の食事でした。
最初は山菜の盛り合わせと川魚の甘露煮。
これがめちゃくちゃ美味しすぎて。
普段にまこビールなんて飲まないのに、グビグビいっちゃいました!
めちゃくちゃ合うのビールに。
こんな美味しいお酒を飲んだの初めてかも、ってくらいの感動。
これだけでいいんじゃないかってくらいの満足感。
これね、料理人が一流なんだと思う。
山菜がたくさん出てきたんだけど、どれも全然違う味付けで。
売ってる佃煮みたいなのとは明らかに違うの!
前菜でめちゃくちゃ感動したところで、遅れて出てきた食前酒、お吸い物と塩焼き。
たーさんはこの塩焼きが一番感動したと言っていました。
またお吸い物もきのこなのに、全然淡白じゃなくて、コクがあってめちゃくちゃ美味しい。
そして天ぷら。
にまこ、こんなに美味しい天ぷら生まれて初めて食べました。
すごい、絶対料理人の腕だと思う。
つゆ?たれ?も今まで食べたことない、しいて言うなら蟹酢みたいな美味しいエキス。
これだけ舐めたいくらいまた、美味しい。
ここまででもう胸いっぱい&お腹いっぱい!
でもここからがメインの〜山菜きのこ鍋!
たっぷりの山菜ときのこを味噌で煮込んで。
雑炊にしてっていうご飯&漬物がまた美味しすぎた…
締めには冷たいアイスクリーム。
もうもう最高の夕食でした。
物足りないなんて思ってた自分、バカバカ!
やたらと口コミで食事が絶賛されていた理由がわかりました。
朝食
夜が明け、楽しみになった朝食の時間。
どんなに美味しいものが出てくるのか胸が高鳴ります。
ちなみに夕食をたっぷり食べてお腹いっぱいになったけど、例えば焼肉を食べた時のようなお腹の重さが全くありませんでした。
ちなみに夜も朝も部屋食。
(そうでない場合もあるようです)
周りを気にせず食べられるのも、とても良いポイントです。
最初はやっぱり山菜盛り合わせ。
今や心ときめいてしまいます!
焼き魚にきゅうりのお味噌汁、蒸し卵にわっぱ飯。
メインは夕食から朝食に振り替えてもらった石焼味噌!
何もかも全部美味しすぎて、夕食に続いて完食です!
めちゃくちゃ食べた。
けど、すごい身体の中が綺麗になった気がする。
最後に
本当に本当に気に入ってしまって、また絶対来る!と決意して宿を後にしました。
宿の方々はみなフレンドリーに話しかけてくださって。
にまこそういうの正直ちょっと苦手だと思っていたのに、不思議となんだか心地良くて。
人柄に惹かれてか料理に惹かれてか、リピーターがとても多く月1で来る方もいるのだとか。
めちゃめちゃ気持ちわかります。
デトックスなの。
心も身体も。
スマホの電波も届きづらいから、デジタルデトックスにもなるしね。
正直若い子には良さがわからないかもしれないこの秋神温泉旅館。
30代〜だったらこの良さがわかるはず。
大人になるのもいいもんだ、と思わせてくれる、そんな宿でした。
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